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月刊児童文学翻訳

─2001年5月号(No. 30 情報編)─

※こちらは「情報編」です。「書評編」もお見逃しなく!!

児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、
電子メール版情報誌<HP版>
http://www.yamaneko.org/mgzn/
編集部:[email protected]
2001年5月15日発行 配信数 2,190


「どんぐりとやまねこ」

     M E N U

◎新人応援!
第1回 柳田利枝さん

◎展示会情報
国際子ども図書館 「O CANADA〜カナダの子ども・文化・自然」ほか

◎セミナー・講演会情報
大阪国際児童文学館「絵本画家黒井健の世界」ほか

◎世界の児童文学賞
第15回 MWA賞(エドガー賞)児童図書部門/YA小説部門

◎読者の広場
海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ!



新人応援! 第1回 【新企画】

―― 柳田利枝さん ――

 

 今月から、新人翻訳家のみなさんを応援するため、新たにインタビューのコーナーを設けました。記念すべき第1回は、今年3月に『銀のキス』(アネット・カーティス・クラウス作/徳間書店)で児童書翻訳家デビューを果たされた柳田利枝さんです。作品の魅力、出版までのいきさつ、翻訳の勉強法など、貴重なお話をうかがいました。

 なお、本誌5月号書評編に『銀のキス』のレビューがありますので、そちらもあわせてご覧ください。

 

【柳田利枝(やなぎだ としえ)さん】

 東京都出身。津田塾大学英文学科卒業。会社勤務ののち、エジンバラに1年間語学留学。帰国後は、外資系企業の秘書などを務めながら翻訳を勉強し、リーディングや下訳の経験を積む。やまねこ翻訳クラブ会員。本誌のライターやクラブのスタッフとしても活躍している。

 

『銀のキス』表紙

★『銀のキス』刊行おめでとうございます。初めに作品の内容と魅力を簡単に紹介していただけますか。

 主人公ゾーイの母親は病気で入院中。父親はその看病に追われています。寂しい毎日をおくるゾーイですが、さらに親友まで引っ越してしまうことになりました。自分の世界が大きく変わる不安と、頼る人のいない孤独感に押しつぶされそうになったゾーイは、サイモンという美少年と出会い恋におちます。けれどもこの少年は、実は吸血鬼だった、という物語です。

 魅力はまず、児童文学の翻訳ものでは珍しい吸血鬼の物語だということ。欧米では人々になじみの深い題材ですが、なぜかこのジャンルの、特にヤングアダルト向けの作品はあまり邦訳がありません。吸血鬼の話というと、日本では、萩尾望都さんの漫画『ポーの一族』という傑作がありますが、これに対抗できる作品がなかなかないというのが理由のひとつかもしれませんね。

 また、「死」や「恋」といった多様なテーマが盛り込まれている点も大きな魅力です。特に目新しいものではありませんが、作者はそういったごくありふれた素材を使いながら、まるで美しいタペストリーのようなこの作品を織り上げました。しかも生真面目ともいえる姿勢で、生と死などの問題のひとつひとつに真っ向から取り組んでいます。


★あとがきでも吸血鬼について解説をなさっていますが、もともと興味のある分野だったのですか?

 特に興味はありませんでした。どちらかというとホラーは苦手だったんです。でも関連書をいろいろと読みながら時間をかけて訳したので、今ではとても興味をもつようになりました。


★するとこの作品を訳すことになったきっかけはなんだったのでしょう?

 リーディングです。徳間書店からは児童書編集部が設立された当初からリーディングの仕事をいただいていたのですが、7年前の1994年に、編集部の方から「読んでみて」と渡されたのが『銀のキス』の原書、"The Silver Kiss" でした。一読してとても気に入ったので、「ぜひ訳したい」と編集者に伝えました。けれども版権の問題などでだいぶ間があいてしまい、1999年1月にようやく出版が決まったことを知らされました。


★長らく待った甲斐がありましたね。でも、いざ訳すとなるとまたいろいろとご苦労があったと思うのですが、どういった点が難しかったですか?

 この作品ではメタファーやシンボルが多用され、また作者による造語がかなりありました。たとえば、4章でサイモンがゾーイを幻惑しようと使った「月光の術」は、原文では "to moon-weave" という造語でした。「月の光で絡めとる」という感じですね。言葉を作ってまで細かいニュアンスを表現したいという、作品への思い入れの深さが伝わってきました。ですから作者の意図する原文の雰囲気をこわさずに訳そうと苦心しました。自分の解釈通りでいいのかを確認するため、メールを使って作者との直接のやりとりもしました。

 もう1点、吸血鬼という非日常的な存在をいかに読者の心に自然に入り込ませるかということにも心を砕きました。サイモンが初めて登場する1章は何度も何度も訳し直したのですよ。


★物語の内容を凝縮したような表紙も美しいですね。しおり紐まで「銀」という懲りようです!

 原書の初版のイメージをもとに、編集者とデザイナーがとても素敵に仕上げてくださいました。色校正のときにはわたしも呼ばれて、「見返し」と「花ぎれ」(※)の色を選ばせてもらえたんですよ。嬉しかったですね。


★ここで柳田さんのデビューまでの道のりをお聞きしたいと思います。翻訳を始めようと思われたのはいつ頃で、具体的にどのような勉強をなさってきたのですか?

 翻訳家になりたいと思ったのは中学生のときです。小さいころから海外文学に親しんできて、特に『赤毛のアン』を繰り返し読んでいました。ある時、漫画を読んでいたら字幕翻訳をやりたいという女の子が出てきたのですが、その時に初めて翻訳家の存在を知り、自分もなりたいと思いました。

 具体的な勉強としては大学生のときに翻訳学校の通信講座を受けたのが始まりです。「翻訳の世界」(現在の「eとらんす」)もこのころから愛読していました。卒業後は会社員となりましたが、通信講座を受けたり、「翻訳の世界」の課題に応募したりして翻訳の学習は続けていました。英語の勉強はもとより、写本など、文章がうまくなるといわれている勉強法はなんでもやってみましたね。数年後、思い切って会社を辞めて1年間イギリスに語学留学をし、帰国後に翻訳学校へ通い、先生の紹介でリーディングや下訳の仕事をするようになりました。翻訳者として初めて名前が出たのはミステリの短編小説です。


★柳田さんの読書量はたいへんなものだとうかがいましたが、普段どれぐらいのペースで読んでいらっしゃるのでしょう? また、これはというお薦めの作品があれば教えてください。

 眠っているときと、会社で仕事をしているとき以外はたいてい本を読んでいますね。お風呂用には古本を用意してあります。お薦めは小野不由美さんの「十二国記」シリーズ。とにかくおもしろいのでぜひ読んでみてください。


★最後に、これからの抱負を聞かせてください。

 先ほどもお話ししましたが、この作品を訳したことがきっかけで、ホラーがとても好きになりました。翻訳書の出版点数もあまり多くないようですし、今後は積極的に若い読者向けのホラーやミステリを発掘していきたいと考えています。思えば、子どものころルパンやホームズの活躍にわくわくしたあの気持ちこそ読書の原点なんですよね。

 また、それとは別に社会問題を扱った小説にも興味をもっています。重いテーマにもぜひ取り組んでみたいと思っています。

 

*     *     *     *     *

 

 自分には翻訳しかないといいきる柳田さん。役立つといわれている勉強法はなんでもやったというそのパワーは、翻訳への愛から生まれてくるのでしょう。お話をお聞きしているうちに、柳田さんのパワーを少し分けてもらえたような気がしました。

(インタビュアー:大塚典子)

 

※見返し: 表・裏の表紙と本文との間に見開き2ページ大の紙をそれぞれ挟み、半分(1ページ分)を表紙の裏に貼りつけ、残り半分は遊び紙とする。
※花ぎれ: 上製本の中身の背の上下両端に貼り付けた布地。
〈広辞苑第5版/岩波書店より〉

 

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展示会/セミナー・講演会情報

―― 展示会情報 ――

 

◎国際子ども図書館「O CANADA――カナダの子ども・文化・自然――」
所在地: 東京都台東区上野公園12-49
電 話: 03-3827-2053
会 期: 平成13年9月2日まで
休館日: 月曜・祝祭日
入場料: 無料
内 容: 子どもの本を中心にカナダの文化や自然について紹介する。
 
◎世田谷文学館「村上康成 絵本の世界展」
所在地: 東京都世田谷区南烏山1-10-10
電 話: 03-5374-9111
会 期: 平成13年7月7日から9月9日まで
休館日: 月曜日
入場料: 一般500円 大学生・高校生300円 中学生・小学生200円
内 容: ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞した「ピンク」シリーズほか150点を紹介。
 
◎神奈川県立近代美術館「ウィリアム・ブレイク版画/新収蔵作品展」
所在地: 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53
電 話: 0467-22-5000
会 期: 平成13年5月20日まで
休館日: 月曜日
入場料: 一般250円 20歳未満・学生150円
内 容: イギリス・ロマン主義を代表する芸術家、ウィリアム・ブレイクの版画および新収蔵作品展示会。
詳 細: http://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/Tmmak/top.htm

(瀬尾友子)

 

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―― セミナー・講演会情報 ――

 

◎大阪国際児童文学館「対談とおはなしで探る絵本画家黒井健の世界」
講 師: 黒井健
対談者: 黒井健、中川正文(国際児童文学館館長)
場 所: 大阪府立国際児童文学館(大阪府吹田市千里万博公園10-6)講堂
日 時: 平成13年5月19日(土)14:00〜16:20
第1部 講演「旅・出会い・私の絵本づくり」(14:00〜14:45)
第2部 対談「わたしのごんぎつね」(14:50〜16:20)
参加費: 一般1,000円 会員700円
申 込: 大阪府立国際児童文学館(TEL 06-6876-8800)または、大阪国際児童文学館を育てる会事務局(TEL 072-824-3695 上野)まで電話で申し込む。
詳 細: http://www.iiclo.or.jp/event/special/special.htm
 
◎クレヨンハウス 子どもの本の学校「ことばの愉しみ」
講 師: 石津ちひろ(絵本作家、翻訳家)
場 所: クレヨンハウス(東京 港区北青山3-8-15 大阪 吹田市江の木町5-3)
日 時: 東京 平成13年6月9日(土)16:00〜17:30(15:30開場)
大阪 平成13年6月16日(土)16:00〜17:30(15:30開場)
参加費: 非会員 2,500円 会員は無料(年会費に含まれる)
定 員: 150名
問合せ: クレヨンハウス(東京 03-3406-6492 大阪 06-6330-8071)
その他: 非会員は、当日の朝11時から子どもの本売場にて販売される当日券を購入。会員のみで定員に達した場合は立ち見になることもあり。
 
◎大阪国際児童文学館 児童文学国際講演会「『大草原の小さな家』の世界」
講 師: ウィリアム・アンダーソン(作家、ローラ・I・ワイルダー研究家)
通 訳: 谷口由美子(翻訳家)
場 所: 大阪府立国際児童文学館(大阪府吹田市千里万博公園10-6)講堂
日 時: 平成13年6月17日(日)14:00〜16:00
参加費: 1,000円
申 込: 電話、Eメール、または国際児童文学館カウンターで申込み。(TEL 06-6876-8800 FAX 06-6876-8686 E-mail [email protected]
詳 細: http://www.iiclo.or.jp/event/special/special.htm
 
◎黒姫童話館 特別講演「山室静がみつめたメルヘンの世界」
講 師: 高橋忠治(初代黒姫童話館館長、信州児童文学会会員)
場 所: 黒姫童話館(長野県上水内郡信濃町黒姫高原3807-30)童話の森ホール
日 時: 平成13年7月15日(日)13:00〜15:00
参加費: 無料(ただし、童話館入館料600円が必要)
定 員: 200名(事前申し込み不要)
問合せ: 黒姫童話館(TEL 026-255-2250 FAX 026-255-2261)
内 容: 「ムーミン」シリーズ、アンデルセン童話などの児童文学作品や、北欧の神話、昔話等を翻訳し、子どもたちに夢を贈り続けた山室静について語る。
 
◎飛騨絵本美術館「浪曲と講演のつどい めくりがたり・よみがたりのおもしろさ」
講 師: 飯野和好(絵本作家)
場 所: 飛騨プラネタリウム(岐阜県大野郡清見村夏厩918-1)
日 時: 平成13年6月3日(日)19:30〜21:00
入場料: 大人 1,500円 小・中学生 500円
申 込: 電話またはファクシミリで、飛騨絵本美術館ポレポレハウスまで。(TEL/FAX 0577-67-3347)
内 容: 『ねぎぼうずのあさたろう』で人気の飯野氏による浪曲まじりのユニークで楽しい講演会。
その他: 6月3日午後1時より、ポレポレハウス(岐阜県大野郡清見村夏厩713-23)にて飯野氏のサイン会あり。

(中野伊都子)

 

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世界の児童文学賞 第15回

―― MWA賞(エドガー賞)児童図書部門/YA小説部門 ――
〜歴史と権威ある団体が贈る、子ども向けミステリの賞〜

 

■概要
名 称 : MWA賞(エドガー賞) 児童図書部門/ヤングアダルト(YA)小説部門
(The Edgar Allan Poe Awards, Best Children's / Best Young Adult)
対 象 : アメリカ国内で前年に出版されたミステリ作品
創 設 : 1961年(児童図書部門)/1989年(YA小説部門)
選 考 : アメリカ探偵作家クラブ(The Mystery Writers of America:MWA)
発 表 : 毎年4月末から5月初め
関連サイト: http://www.mysterywriters.org

 

 アメリカ探偵作家クラブ(MWA)は、1945年にミステリ作品の普及と作家の利益保護・促進などを目的に設立された。MWA賞とは、MWAが選考するいくつかの賞(※)の総称であるが、一般にただMWA賞というと、エドガー賞を指すことが多い。

 エドガー賞は、ミステリの父といわれるエドガー・アラン・ポーの名をとって、1946年に創設された。現在は文学作品の他、テレビ番組や映画、舞台の脚本といった執筆作品(writing work)に贈られる12の部門賞がある。対象となるのは、米国内で前年1月から12月の間に発表されたミステリの分野の作品。候補作と受賞作の選考は、各部門ごとに協会長に任命された委員長、および委員長に選出された4名の委員が行う。作家や制作者の国籍は問わず、翻訳作品も対象に含まれる。

 児童図書賞は1961年に創設され、1989年にYA小説賞が独立部門として分離した。児童図書賞とYA小説賞の厳密な線引きはないが、前者は就学前〜小学校高学年の子どもを対象とした作品、後者は中学生以上を対象とした作品が多い。なお児童図書賞は、1998年まで Best Juvenile という名称だったが、1999年に Best Children's に変わっている。

※執筆作品以外のメディアを対象とする「大鴉賞(The Raven Award)」、優れた業績のある作家に贈られる「巨匠賞(The Grand Master Award)」など。

 

■2001年の受賞作および候補作

 本誌5月号「書評編」特集記事を参照のこと。

 

■主な受賞作家

●Willo Davis Roberts (ウィロ・デイビス・ロバーツ)

 89年と95年に、それぞれ "Megan's Island"、"The Absolutely True Story...How I Visited Yellowstone Park with the Terrible Rubes" で児童図書賞を受賞。また97年には "Twisted Summer"(『ねじれた夏』/笹野洋子訳/講談社)でYA小説賞も受賞。ミステリの手法を用いながら子どもの心理を細やかに描き、十代の読者に人気が高いが、医学や歴史などを題材とした一般向けの作品も数多く発表している。


●Phyllis Reynolds Naylor (フィリス=レイノルズ・ネイラー)

 85年、"Night Cry" で児童図書賞受賞。87年の同賞候補作、"The Bodies in the Bessledorf Hotel"(『死体は遅刻する』/三枝祐士訳/偕成社)他の「ミステリーホテル」シリーズで人気。『アリスの悩み』("The Agony of Alice"/佐々木光陽訳/講談社)他の「アリス」シリーズなど、ミステリ以外の作品も多く、"Shiloh"(『さびしい犬』/斉藤健一訳/講談社)では96年のニューベリー賞を受賞した。

 

■これまでの候補作家

●Chris Van Allsburg (クリス・ヴァン・オールズバーグ)

 "The Widow's Broom"(『魔法のホウキ』/村上春樹訳/河出書房新社)が93年の児童図書賞候補作にあがる。独特の幻想的な作風で、日本でも人気の絵本作家。


●Uri Orlev (ウーリー・オルレブ)

 85年、"The Island on Bird Street"(『壁の向こうの街』/久米穣訳/偕成社)が児童図書賞候補作になる。同作は英訳作品(原語はヘブライ語)。邦訳に『羽がはえたら』(母袋夏生訳/小峰書店)他がある。96年、国際アンデルセン賞を受賞。

 

◇過去の受賞作品リスト(やまねこ翻訳クラブ作成)

(森久里子)

 

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読者の広場

―― 海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ! ――

 

★はじめまして。いつも楽しく読ませていただいています。

 5月6日放送の「特命リサーチ200X」で、両親が絵本を読み聞かせたことによって染色体異常による障害を克服し、高い知能を得るまでになったクシュラという女の子が紹介されていました。どこかで見たか聞いたかしたような気がすると思ったら、以前「月刊児童文学翻訳」で『クシュラの奇跡――140冊の絵本との日々――』という本が紹介されていたのですね。

 合冊版を読み返して、読み聞かせというすばらしいコミュニケーションのしかたについて考えさせられました。わたしは(自分でいうのもなんですが)わりと内にこもるタイプで、それゆえに本が好きだというようなところがあるのですが、本はむしろ外に向かっていくためのものなのですね。もうけっこういい年になってしまいましたが(苦笑)、いまからでも遅くないのであれば、外に向かっていくための読書をめざしたいなと思います。

 これからも、やまねこさんたちのご活躍を応援しています。

(匿名希望)

 

☆やまねこ翻訳クラブを思い出してくださってうれしいです。合冊版もご覧いただいたのですね。ありがとうございます。やまねこでは、学校や図書館で読み聞かせを行ったり、読み聞かせの勉強会を開いたりしている会員もたくさんいます。匿名希望さんもぜひチャレンジしてみてください。今後ともよろしくお願いします。(編集部)

 


 このコーナーでは、海外児童書にまつわるお話、ご質問、ご意見等を募集しています。
[email protected] までお気軽にお寄せください。

  • メールはなるべく400字以内で、ペンネームをつけてお送りください。
  • タイトルには必ず「読者の広場」とお入れください。
  • 掲載時には、趣旨を変えない範囲で文章を改変させていただく場合があります。
  • 回答も読者のみなさまから募集し、こちらに掲載させていただきます。編集部からメールでの回答はできませんので、ご了承ください。

 

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未訳絵本翻訳勉強会
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