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もくじ ◎特別企画:『大人のファンタジー読本 未知なる扉をひらく180選』出版記念特集 その2 ●このページでは、書店名をクリックすると、各オンライン書店で詳しい情報を見たり、本を購入したりできます。 |
●特別企画●
本11月末のブックガイド出版までのカウントダウンがはじまり、編集作業が終了した今、先月号に引き続き出版奮闘記第2弾をお届けする。第1部では、荒波を乗り越えて旅を終えるまでの道程を、第2部では、ブックガイド執筆者がそれぞれ関わった視点からのおすすめメッセージを発信する。
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『大人のファンタジー読本 未知なる扉をひらく180選』 |
特別企画 やまねこの本ができるまで 〈後編〉 執筆者からのおすすめメッセージ 特集:できたてほやほやクリスマスの新刊 『サンタの最後のおくりもの』 『サンタクロースはおもちゃはかせ』 "Ich habe einfach Gluck" 賞速報 イベント速報 お菓子の旅 読者の広場 もくじ |
●特集:できたてほやほやクリスマスの新刊●クリスマスシーズンにさきがけて、出版されたばかりの本を2冊ご紹介します。 ◎邦訳読み物◎
「サンタクロースって本当にいるの?」そんな会話を学校や家庭でかわしたのは、いくつぐらいのことだったろう。 (清水陽子) 【作】マリー=オード・ミュライユ&エルヴィール・ミュライユ(Marie-Aude, Elvire Murail) 姉妹でフランスの児童文学作家。姉マリー=オードは、ソルボンヌ大学で学んだのち、『青い髪のミステール』(末松氷海子訳/偕成社)など、数多くの児童書を執筆。妹のエルヴィールは、ケンブリッジ大学を卒業後、大人向けの本、映画・テレビ番組の脚本などを手がけ、1989年より子どもの本を書きはじめる。 【絵】クェンティン・ブレイク(Quentin Blake) 英国の挿絵画家・絵本作家。1932年、ケント生まれ。ケンブリッジ大学、チェルシー美術学校で学んだのち、ロアルド・ダールなどの著書の挿絵を手がける。2002年に国際アンデルセン賞画家賞を受賞。"Michael Rosen's Sad Book"(『悲しい本』マイケル・ローゼン文/谷川俊太郎訳/あかね書房)は、ネスレ子どもの本賞をはじめ、数々の賞を受賞している。
【訳】横山和江(よこやま かずえ) 1968年、埼玉県生まれ。跡見学園短期大学文化英文専攻卒業後、ソフトウェア関係の会社でシステム翻訳に携わる。その後、通信教育で児童文学の翻訳を学び、現在は子育てをしながら、やまねこ翻訳クラブで勉強を続けている。当誌副編集長。本作品が、はじめての翻訳書となる。山形県在住。 【参考】
◎邦訳絵本◎
今はいつでも欲しいものが手に入る世の中だが、やはりクリスマスのプレゼントには特別な感慨がある。『サンタの最後のおくりもの』の主人公ジュリアンのように、サンタクロースが信じられない年になってからも、このシーズンになると不思議な幸せを感じずにいられない。幼いころにもらったクリスマスプレゼントには、何か魔法でもかかっていたのだろうか。その秘密を少しだけ教えてくれるのが、サンタクロースの仕事を描いたこの絵本だ。 (大原慈省) 【文・絵】マーラ・フレイジー(Marla Frazee) 米国、カリフォルニア州生まれ。母校の大学で児童書向け挿絵を教えるかたわら、作家、画家として絵本の製作を続けている。"Mrs. Biddlebox"(2002) でゴールデン・カイト賞を受賞。パサディナ在住。
【訳】うぶかた よりこ(生方頼子) 北海道生まれ。東京音楽大学音楽部卒業。訳書に『サンタクロースのいそがしい日』(ジュリー・サイクス文/ティム・ワーンズ絵/文溪堂)などがある。埼玉県在住。やまねこ翻訳クラブ会員。 【参考】
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特別企画 やまねこの本ができるまで 〈後編〉 執筆者からのおすすめメッセージ 特集:できたてほやほやクリスマスの新刊 『サンタの最後のおくりもの』 『サンタクロースはおもちゃはかせ』 "Ich habe einfach Gluck" 賞速報 イベント速報 お菓子の旅 読者の広場 もくじ |
●世界の本棚(ドイツ語)●
―― 大人になるって、悲しい? 嬉しい? ――
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●賞速報●★2006年カナダ総督文学賞(児童書部門)候補作発表(受賞作の発表は11月21日)★2006年ブックトラスト・ティーンエイジ賞発表 海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」をご覧ください。 |
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●イベント速報● |
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★展示会情報 |
ちひろ美術館「ノルシュテインの絵本づくり展」 斑尾高原絵本美術館「世界の切手でめぐる絵本たち」展 軽井沢絵本の森美術館「イギリス絵本展 〜古典絵本の源流を求めて〜」など |
★講演会情報 |
子どもの本のみせナルニア国「上橋菜穂子さん トーク&サイン会」 クレヨンハウス「松井るり子さん 姫たちの生きぬきかた」 「今江祥智さん おいしい本の話」など |
★イベント情報 |
子どもの本のみせナルニア国「ナルニア国のクリスマス」など |
詳細やその他のイベント情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、空席状況については各自ご確認願います。
(笹山裕子/井原美穂) |
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●お菓子の旅●第37回 甘くてふっくら、朝食にもいかが |
When Mrs McLachlan turned her back on him to assess the status of her baking
raspberry muffins, Titus slid his muesli bowl over to Ffup. by Debi Gliori
"Pure Dead Magic" Doubleday(2001) *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
これは、イギリスの古いお城に暮らすストレーガ一家のお話 "Pure Dead
Magic"(『ピュア・デッド・マジック―うちの家族はチョー魔法』/デビ・グリオリ作/せなあいこ訳/評論社/2004年)の一節です。タイタス、パンドラ、ダンプの3人兄妹のパパは家出中、ママは魔法の修業中。お城には冷凍人間のおばあさん、ドラゴンにグリフィン、雪男まで一緒に住んでいます。しかも、家のパソコンはねずみでも人でも送信してしまう困った機械。まるでイギリス版アダムス・ファミリーといった様相の奇想天外なお話です。引用は、ある日の朝食の場面から。ナニーのミセス・マクラクランが、ラズベリーマフィンの焼き加減を見ようとむこうを向いたとたん、長男のタイタスが、苦手なシリアルをドラゴンのファップに押しつけようとしますが……。 *-* マフィンの作り方 *-*
材料:(直径7cm、高さ5cmの紙カップ約6個分)
★参考文献・ウェブサイト (冬木恵子/鎌田裕子) 『ピュア・デッド・マジック――うちの家族はチョー魔法』の情報をオンライン書店でみる |
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●読者の広場●海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ! |
このコーナーでは、海外児童書にまつわるお話、ご質問、ご意見等を募集しています。[email protected] までお気軽にお寄せください。
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「FOSSILは化石って意味でしょ?レトロ調の時計なの?」。いえいえ、これは創業者の父親がFOSSIL(石頭、がんこ者)というあだ名だった
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編集人: | 横山和江/大原慈省(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) |
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