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※こちらは「情報編」です。「書評編」もお見逃しなく!!
児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、
電子メール版情報誌<HP版>
http://www.yamaneko.org/mgzn/
編集部:[email protected]
1999年7月15日発行 配信数1049
【雄松堂ミニ展示会「欧米の絵本・児童書即売会」7月14日〜7月27日】
英語による古書・新古書を500点程集めた展示会です。オリジナル原画から精巧な木版・石版の素晴らしい絵本、多色刷りの美しい絵本まで、滅多にご覧になれないものも多数あります。是非会場まで足をお運び下さい。ご興味のある方はまず雄松堂HPへ
M E N U |
出版社研究 第3回 |
第3回は、本誌98年9月号で紹介した『クシュラの奇跡』の出版元である「のら書店」。東京・飯田橋駅近くの坂道を上がったところにあるオフィスで、取締役の礒野誠子さんと恵良恭子さんが取材に応じてくださった。会社の設立当時から一緒に仕事をなさっているというおふたりに、のら書店の歴史や出版傾向についてお話をうかがった。 |
★会社概要 〜『クシュラの奇跡』との出会い〜
1980年頃、別の児童書出版社の編集者だった礒野さんは、翻訳者の百々佑利子さんから『クシュラの奇跡』の原書を紹介された。重い障害を持って生まれたクシュラという実在の少女と、その成長にかかわった数多くの絵本を紹介したこの本は、たちまち礒野さんの心をとらえたという。
「この本を手にしたとき、どうして自分が子どもの本に関わりたいのか、再確認できたような気がしました」(礒野さん)
ところが、当時勤めていた会社では出版は難しいということになり、礒野さんは個人で版権を取ることを検討しはじめる。日本のエージェントに仲介を断られたものの諦めきれず、訳者の百々さん、著者のドロシー・バトラーさんにも相談し、原書の出版社に直接交渉。なんとか版権を取得することができた。
編集者として10年以上のキャリアを積んでいた礒野さんと同僚の恵良さんは、以前から自分たちで出版社を興すことを考えていた。その恵良さんも『クシュラの奇跡』の出版に賛同し、こうして礒野さんの「野」と恵良さんの「良」から命名した「のら書店」を83年秋に設立、84年5月には同社初の刊行物として『クシュラの奇跡』を出版した。
『クシュラの奇跡』は発売後1か月で朝日新聞の天声人語に取り上げられ、同年には日本翻訳出版文化賞も受賞した。重版を重ね、現在、35刷に至っている。
★出版傾向 〜長く読みつがれる作品を〜
『クシュラの奇跡』を出版したあとも、礒野さんと恵良さんは、「自分たちが好きなもの、子どもたちに読んでほしいもの」を念頭に、年2、3点のペースで出版を続けた。前の出版社に勤めていたときから交流のあった灰谷健次郎さん、山下明生さんをはじめ、中川李枝子さん、山脇百合子さん、角野栄子さんなどにも執筆を依頼し、次第に創作ものの割合も増やしていった。
「中川さんの作品は昔から大好きだったので、出版できたときは本当にうれしかったです。出版社を経営するというのはいろいろ大変な面もありますが、自分の好きな作品を手がけることができるのは幸せなことですね」(恵良さん)
ドロシー・バトラーさんとの交流も続き、『わたしのバーニー いつもいっしょ』『みんなわたしの』などの作品の他、のら書店のために書き下ろしてもらったエッセイ『子ども・本・家族』を出版することもできた。これまで出版された作品の中で翻訳ものの占める割合は3割ほどだが、創業から15年以上経った今でも、バトラーさんの『クシュラの奇跡』は、やはりのら書店の代表作として認知されているようだ。
また、のら書店の出版傾向としては、「幼年向け」があげられる。高学年向けのものを避けているわけではないが、次第に幼年向けの作品が増えていったという。
「幼いときに本のおもしろさを知れば、そのあともずっと読み続けるのではないでしょうか。そういう意味でも、幼年向けの本の役割は大きいと思っています。優れた幼年向けの物語を書ける方は少ないのですが、今後も子どもたちに長く親しまれる作品、命を持った作品を出版していきたいと思っています」
現在、のら書店のスタッフはおふたりを含めて4名。企画、編集から営業、経理まで、全てこの4名でこなしている。2年先まで出版の予定が決まっているので、持ち込みの受付は難しいとのことだが、のら書店の傾向に合ったおすすめの作品がある方は、時期をみて連絡を取ってみてはいかがだろうか。
【礒野さんから翻訳家志望のみなさんへ】 とにかく、作品を見る目を養うこと、それから、日本語の表現力を身につけることが大事だと思います。文章というものは、やはり「呼吸」なのではないでしょうか。書き手と読み手の呼吸がぴったり合ったときに、すんなり読めるものなのだと思います。わたしたちも、その原書の雰囲気に合った訳者さんを選ぶようにしているので、みなさんも、そういったことを意識されるといいと思います。 |
◎『やまわきゆりこの あかちゃん日記』
絵本や児童書の挿し絵で人気の山脇百合子さんオリジナルのあかちゃん日記。あかちゃん誕生から一年間の成長の記録を、楽しみながら書きこめる。(6月刊行)
◎『どうぶつことわざえほん』
「【あ】たまかくして、しりかくさず」から「【わ】らうかどにはふくきたる」まで、50音のことわざを、楽しいどうぶつたちの絵とともに紹介。子どもから大人まで楽しめることわざの絵本。(9月末刊行予定) |
のら書店 住所 〒102-0071 東京都千代田区富士見2-3-27 ハーモニ別館102号 |
(取材・構成 宮坂宏美)
出版社研究 吉井知代子さんインタビュー コンクール情報 展示会情報 講演会情報 世界の文学賞 MENU |
特別企画 絵本コンクール最優秀賞受賞者インタビュー 第2回 |
今回は、昨年11月に行われたFMC新人翻訳家コンテスト第5弾<イギリス絵本>において最優秀賞を受賞、6月4日発売の絵本『ひみつのパーティーはじまるよ!』(リンゼイ・キャンプ作/トニー・ロス絵/文溪堂)で翻訳家デビューを果たされた吉井知代子さんにお話をうかがいました。なお、文溪堂の道家洋さんからも、この絵本と吉井さんの翻訳についてひとことコメントをいただいています。吉井さん、道家さん、ありがとうございました。 |
★翻訳学習歴を教えてください。
最初は、OLのアフター・ファイブの楽しみに、翻訳学校に入学しました。その頃は、ハードな仕事の後くたくたで授業中に居眠りしたり、接待飲み会へと早退したり、とんでもない不真面目な生徒でした。その後、数年かかって上のクラスに進級し、はじめてプロの翻訳家の先生と出会いました。毎週、優秀な生徒のみなさんの訳を読み、活発に意見を交換しあうことは、とても刺激になりました。本気で勉強してみようと思ったのが、この頃です。3年前に通学をやめ、それからは通信教育を受けたり、いろいろなトライアルやコンテストを見つけては挑戦してきました。現在は、エンターテインメント系の自主勉強会に参加しています。
絵本翻訳のための特別な勉強はしていませんが、たくさん絵本を読んだり、ニフティサーブ文芸翻訳フォーラム内のやまねこ翻訳クラブで、勉強会に参加したり、情報収集したりしています。
★コンテスト応募にあたり、工夫された点や苦労された点などはありましたか?
まず第一に、読みやすい訳を心がけました。何度も音読し、さらりと読めないところがないようにしました。
この絵本は、アリスとフレディの姉弟が、ママにおやすみをいったあと、お姫さまをむかえる秘密のパーティーの準備をするというお話です。アリスが、パーティーに必要なものをフレディに探してこさせます。最初に原文を読んだ時、まず好きになったのが、ちゃっかり屋のアリスでした。生意気だけれど、かわいいと感じてもらえるように、せりふの訳に気をつけました。
12時になったらお姫さまが来るというアリスの言葉を信じて、夢うつつのフレディが見たものは……。最後のシーンは、ふんわりとあたたかく包みこむような感じが出るように、何度も訳しなおしました。
★受賞決定から実際に本が出版されるまでの過程についてお聞かせください。
今年の2月に、FMC(フェロー・メンバーズクラブ)事務局から受賞を知らせる電話がかかってきました。3月にはいって、文溪堂の編集担当者と、応募原稿の改稿ポイントについて話をしました。その後、連絡をとりあいながら、何度も改稿し、確認するという作業が続きました。そして、5月の最終週、仕上がった絵本が家に届き、6月上旬には書店にならびました。できあがった本を手にするまでは、まだまだ夢かもしれない、出版できない事情がおきるかもしれない、と何度か不安になりました。下積み生活が長かったせいか、小心者だなあと感じました(笑)。
ちょうど、3月に息子を出産したこともあり、文溪堂の方には気をつかっていただきました。本来ならば、東京までご挨拶にうかがうべきところを、新生児をかかえているため、電話とファックスだけでのお仕事になりました。締めきりに余裕をもたせていただいたり、改稿について相談にのっていただいたりもしました。スムーズに出版までこぎつけたのは、文溪堂のみなさんのご支援のお陰だと感謝しております。
出版後、さっそく多くの方に買っていただき、感想をきかせてもらえ、とてもうれしく思っています。ありがとうございます。特に、いっしょに翻訳の勉強をしてきた方からの祝福はなによりうれしかったです。また、いろいろなところで紹介する機会をいただけたことも、とても恵まれていたと思います。ニフティサーブ文芸翻訳フォーラムのホームページに文溪堂の新刊紹介のコーナーがあります。ぜひご覧ください。
(http://www.litrans.net/maplestreet/p/bunkeido/)
★今後の抱負をお聞かせください。
これからも、児童書や絵本の分野で翻訳の仕事をしたいと、切に切に願っております。1冊出版させていただきましたが、気持ちはまだまだチャレンジャーです。コンテストの応募資格もなくしてしまいましたが、これからもポジティブに挑戦していくつもりです。関西在住で、しかも育児中ではありますが、良い本に出会えるように、しっかりアンテナをはりめぐらせていきますので、各出版社のみなさま、郵便などの手段を使って、持ち込みをさせてください。よろしくお願いいたします。
★これからコンテストを受ける方たちへ、ひとことアドバイスをお願いします。
アドバイスできるようなりっぱな身分ではありませんが、やはり失敗を恐れずにチャレンジすることです。えらそうに書いていますが、何度も受けて、何度も失敗し、何度も落ちこんできました。あの時流した涙は、無駄になっていないと思います。また、きっと、地方在住で、子育て中という方もたくさんいらっしゃると思います。いっしょにがんばりましょうね。
【文溪堂編集部 道家洋さんより】 『ひみつのパーティーはじまるよ!』は、子どもたちのごっこ遊びの世界と、それを見守る母親の暖かい愛情に満ちたまなざしが、心に残る絵本です。また、FMC主催の新人翻訳家コンテストの課題作であり、吉井さんの訳は見事、その最優秀賞に輝いたものです。現実と空想が渾然一体となった非常に難しいこの作品のよさを、完璧に引き出した吉井さんの訳に、深く感謝しています。 |
(インタビュアー 生方頼子)
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コンクール/展示会/講演会情報 |
◎山形県遊学館「第9回外国絵本翻訳コンクール」 | |
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課 題: |
"PUDDLES" by Jonathan London / G. Brian Karas
"Smudge" by Julie Sykes / Jane Chapman |
締 切: | 1999年9月30日(当日消印有効) |
応 募: | 課題絵本(全国の主要書店で販売)に添付されている応募要項を参照のこと |
問合先: |
山形県生涯学習センター(023-625-6411)
山形県立図書館(023-631-2523) |
参 考: | http://www.yugakukan.or.jp/ |
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◎世田谷文学館「こどものとも」傑作絵本原画展 | |
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場 所: | 世田谷区南烏山1-10-10 |
電 話: | 03-5374-9111 |
会 期: | 前期平成11年6月26日から7月18日、後期7月20日から8月15日 |
入場料: | 一般300円 高校・大学生200円 小・中学生100円 |
内 容: | 月刊の物語絵本雑誌「こどものとも」(福音館書店)の創刊500号を記念した原画展で、長新太、堀内誠一氏らの代表作20作品、約300点を展示。 |
その他: |
7月25日(日)14:00〜 講演会 生田美秋(世田谷文学館学芸係長)
7月31日(土)14:00〜 トーク&サイン会 スズキコージ(絵本作家) ※各回とも会場は世田谷文学館1階文学サロン(定員150名/入場無料) |
◎大阪新梅田シティ「遊ぼう・絵本カーニバル '99」 | |
場 所: | 梅田スカイビル・タワーウエスト5・6階 |
電 話: | 06-6357-8500(絵本カーニバル事務局) |
会 期: | 平成11年8月2日(月)から19日(木) 10:00〜19:00 |
入場料: |
大人900円 小人500円 幼児(3才以上)200円
但し大人券1枚につき幼児1名無料 |
内 容: | 絵本を多数展示。自由に手にとれる。イベントなどの予定もあり。 |
◎板橋区立美術館「'99イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」 | |
所在地: | 東京都板橋区赤塚5-34-27 |
電 話: | 03-3979-3251 |
会 期: | 平成11年8月22日(日)まで |
休館日: | 月曜日 |
入場料: | 大人500円 中・高校生300円 小学生100円 |
内 容: | イタリア・ボローニャ国際絵本展に出展した作品の原画展 |
その他: | ブックフェアは7月31日から8月4日まで。 |
(瀬尾友子/菊池由美)
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◎クレヨンハウス 子どもの本の学校講座「問いの中で」 | |
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講 師: | 梨木香歩 |
場 所: |
東京 港区北青山3-8-15 クレヨンハウス
大阪 吹田市江ノ木町5-3 クレヨンハウス |
日 時: |
東京 平成11年9月4日(土)16:00〜17:30(開場は15:30)
大阪 平成11年9月11日(土)16:00〜17:30(開場は15:30) |
参加費: | 会員は無料(年会費に含まれる) 非会員は2,500円 |
内 容: | 『裏庭』(理論社)等で知られる児童文学作家の梨木香歩氏が、受講者のさまざまな「問い」に答える。 |
問合せ: | クレヨンハウス(東京 03-3406-6492 大阪 06-6330-8071) |
その他: | 非会員は、当日の朝11時から子どもの本売場にて販売される当日券を購入。全席自由。会員が定員に達した場合は立ち見になることもあり。 |
◎大阪府立国際児童文学館 ケストナー生誕100年記念特別講演会 | |
講 師: |
今江祥智(児童文学作家)「私のケストナー」
上野陽子(国際児童文学館専門員)「ケストナー人と作品」 |
場 所: | 大阪府立国際児童文学館(大阪府吹田市千里万博公園10-6) |
日 時: | 平成11年9月12日(日) 時間未定 |
参加費: | 未定 |
内 容: | 『エーミールと探偵たち』『飛ぶ教室』『ふたりのロッテ』など、子どもの本を書き続けたドイツの作家、ケストナーの生誕100年記念講演会。 |
問合せ: | 財団法人大阪国際児童文学館(TEL 06-6876-8800) |
その他: | ケストナーの原書のすべてと邦訳作品を展示する「ケストナー生誕100年記念展」も開催予定。(平成11年9月2日(木)〜10月30日(土)) |
(中野伊都子)
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世界の児童文学賞 第6回 |
〜イギリスで最も権威ある児童文学賞〜
名称: |
カーネギー賞(The Carnegie Medal)/
ケイト・グリーナウェイ賞(The Kate Greenaway Medal ) |
対象: |
英国で最初(もしくは他国と同時)に出版された英語で書かれた作品/
英国で最初に出版された作品 |
創設: | 1936年/1956年 |
選考: |
英国図書館協会(The Library Association) |
後援: | ピアソン慈善基金(The Pearson Charitable Trust) |
発表: | 毎年7月(1999年は7月14日) |
関連サイト: | http://www.carnegiegreenaway.org.uk/ |
2014年追記 : 2002年より、賞の名称が The CILIP Carnegie and Kate Greenaway Medals に、また賞の主催が、
英国図書館・情報専門家協会(CILIP: The Chartered Institute of Library and Information Professionals)に変更された。
カーネギー賞は、児童書に対する社会的認識が高まる中、福祉家として図書館の後援を行ったアンドリュー・カーネギーの名をとって設立された。しばしば「遊び場のブッカー賞」と称される、英国ではもっとも権威ある児童文学賞である。設立当初は英国内で出版された英国籍作家による作品のみが対象だったが、1969年以降は作家の国籍に関わらず、英語で書かれ、英国で最初(もしくは他国と同時)に出版された作品すべてに対象が広げられた。内容は、フィクション・ノンフィクションを問わない。(2002年5月追記:現在の基準では、他国で最初に出版された作品も、3か月以内に英国で出版されれば選考の対象に含まれる。)
ケイト・グリーナウェイ賞は、児童書における絵の役割を正当に評価するため、その名の通り19世紀の著名な画家、ケイト・グリーナウェイの名にちなんで設立された。英国内で最初に出版された作品を対象に、絵本や挿し絵で顕著な仕事をした画家に贈られる。画家の国籍は問わない。審査の上では、絵と本文の調和が特に重要視される。
両賞とも、英国図書館協会から選出された審査員(児童図書館司書)13名が最終的な審査・選考を行うが、子どもたちをはじめ、教師や親の意見がじゅうぶんに反映されるべく、候補作を選ぶ前の段階で数か月にわたる慎重な協議が繰り返し行われる。児童文学作家にとって最高の栄誉とされる両賞の発表は、作家のみならず、読者である子どもたちにとっても毎年夏の楽しみとなっている。
■1998年度(1999年選考)の候補作
本誌6月号「書評編」参照のこと。
また今月号「書評編」でも「カーネギー賞 子どもが選ぶなら」と題した記事を掲載、「注目の本(未訳)」コーナーではカーネギー賞候補作"Skellig"、グリーナウェイ賞候補作"The Lion and the Unicorn"を取り上げている。
■過去の受賞作
過去の受賞作品(次点・候補作を含む)については、やまねこ翻訳クラブ作成の邦訳・未訳受賞作品リストが、ホームページで参照できる。
http://www.yamaneko.org/bookdb/award/uk/carnegie/
http://www.yamaneko.org/bookdb/award/uk/greenawy/
(森 久里子)
出版社研究 吉井知代子さんインタビュー コンクール情報 展示会情報 講演会情報 世界の文学賞 MENU |
※8月は定期休刊月です。次回は9月号になります。どうぞお楽しみに!
やまねこ翻訳クラブ(会員数145名)
やまねこ翻訳クラブは、海外の子どもの本に関する情報交換、翻訳・シノプシス自主勉強会などを行っている児童書専門サークルです。翻訳と子どもの本に興味のある方でしたらどなたでも入会できますので、ぜひお気軽にご参加ください。
―― 99年7〜8月の主な活動 ――
"Ella Enchanted" by Gail Carson Levine シノプシス勉強会
ニューベリー賞読破マラソン
新刊情報(10冊)を掲載中!
●編集後記●
月刊『翻訳の世界』(バベル・プレス)で、やまねこ翻訳クラブの連載がはじまりました。タイトルは「キッズBOOKカフェ」。ぜひご覧ください。(み)
発 行: | やまねこ翻訳クラブ |
発行人: | 田中亜希子(やまねこ翻訳クラブ 会長) |
編集人: | 宮坂 宏美(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) |
企 画: | 河まこ キャトル くるり Chicoco どんぐり BUN ベス YUU りり ワラビ |
協 力: |
NIFTY SERVE 文芸翻訳フォーラム マネジャー 小野仙内([email protected])
ながさわくにお、きら、わんちゅく |
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