メニュー>「月刊児童文学翻訳」>バックナンバー>2007年5月号 オンライン書店
もくじ◎賞情報1:2006年度カーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞候補作発表◎賞情報2:カーネギー賞70周年、ケイト・グリーナウェイ賞50周年記念 オールタイムベスト・ノミネート作品発表
◎注目の本(邦訳読み物):『ピトゥスの動物園』サバスティア・スリバス作/宇野和美訳
◎注目の本(未訳絵本):"Augustus and his Smile" キャサリン・レイナー文・絵
◎世界の本棚(ドイツ語):"Der 35. Mai, als comic" イザベル・クライツ文・絵/エーリヒ・ケストナー原作
◎賞速報◎イベント速報 ◎やまねこカフェ:海外レポート 第6回ドイツ(ドレスデン) ◎4月号「読者プレゼント」当選者発表! ◎読者の広場:3月号「お菓子の旅・フィナンシェ」への質問 ●このページでは、書店名をクリックすると、各オンライン書店で詳しい情報を見たり、本を購入したりできます。 |
●賞情報1●2006年度カーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞候補作発表4月20日、カーネギー賞およびケイト・グリーナウェイ賞のショートリスト(最終候補作)が発表された。英国図書館協会が主催するこの賞は、イギリスでは最も権威ある児童文学賞である。昨年11月にロングリストが発表され、カーネギー賞に37作品、ケイト・グリーナウェイ賞に33作品が挙がっている。受賞作の発表および、授賞式は6月21日。ショートリストは以下の通り。ロングリストは、やまねこ翻訳クラブサイトの「速報(海外児童文学賞)」コーナーに掲載中。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award
"The Road of the Dead" by Kevin Brooks (The Chicken House) "A Swift Pure Cry" by Siobhan Dowd (David Ficking Books) "The Road of Bones" by Anne Fine (Doubleday) "Beast" by Ally Kennen (Marion Lloyd Books) (『ビースト』) "Just in Case" by Meg Rosoff (Penguin) "My Swordhand is Singing" by Marcus Sedgwick (Orion)
ここ2年ほど40を超える作品がロングリストに選ばれていたが、今年は久しぶりにノミネート数が減少している。そのなかでベテラン、中堅、新人とバランスよく6作品が最終候補に残った。ベテランの Anne Fine は、1989年度に "Goggle-eyes"(『ぎょろ目のジェラルド』岡本浜江訳/講談社)、1992年度に "Flour Babies"(『フラワー・ベイビー』墨川博子訳/評論社)で本賞を受賞しているだけでなく、さまざまな作品で何度も候補に選ばれている。また、Kevin Brooks と Marcus Sedgwick は、ともに2002年度の最終候補に選ばれており、これが2回目のショートリスト入りとなる。これまでにも、いろいろな文学賞の候補に挙げられているふたりだけに、今回も期待が寄せられている。デビュー作で2004年度のロングリストに選ばれた Meg Rosoff は、読み物2作目にして初めて最終候補に残った。こうしたベテラン、中堅の活躍とともに注目したいのが、デビュー作で選ばれた Siobhan Dowd と Ally Kennen だ。ともに、今年度の名だたる児童文学賞にノミネートされており、賞の行方とどのような絡みを見せるか、目が離せない。 【参考】 (村上利佳)
【ケイト・グリーナウェイ賞候補作】〜 Kate Greenaway Medal 〜(画家対象) "The Elephantom" "Orange Pear Apple Bear" by Emily Gravett (Macmillan) "The Adventures of the Dish and the Spoon" "Scoop!: An Exclusive by Monty Molenski" "Augustus and his Smile" "The Emperor of Absurdia" by Chris Riddell (Macmillan) ロングリスト33作品中、今年は6作品がショートリストに残った。このうち Chris Riddell と Emily Gravett が本賞受賞経験者、Cathy Tincknell と John Kelly のコンビ、そして Mini Grey が2度目のショートリスト入りを果たすなど、まさに現在注目されている画家が勢揃いしたといえる。 (笹山裕子)
【参考】 |
賞情報1 賞情報2 『ピトゥスの動物園』 "Augustus and his Smile" "Der 35. Mai, als comic" 賞速報 イベント速報 やまねこカフェ 読者プレゼント当選者発表 読者の広場 もくじ |
●賞情報2●
2006年度で、カーネギー賞は70周年、ケイト・グリーナウェイ賞は50周年を迎える。 |
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●注目の本(邦訳読物)●
―― 下町っ子のパワー全開! ピトゥスをスウェーデンに! ――
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●注目の本(未訳絵本)●
―― 切ない旅、だけど世界はこんなにも美しい! ――
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●世界の本棚(ドイツ語)●
―― 風薫る季節に読みたい一冊 ――
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●賞速報●★2007年オーストラリア児童図書賞候補作発表(受賞作の発表は8月の予定)★2007年オランダ金・銀のキス賞受賞作発表 ★2007年ローカス賞ファイナリスト発表(受賞作の発表は6月17日) ★2007年MWA賞(エドガー賞)受賞作発表 ★2007年アガサ賞受賞作発表 ★2007年エズラ・ジャック・キーツ賞発表 ★2007年ブランフォード・ボウズ賞ショートリスト発表(受賞作の発表は6月28日) 海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」をご覧ください。 |
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●イベント速報● |
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★展示会情報 |
美術館「えき」KYOTO「リサとガスパール&ペネロペ展」 大丸ミュージアム札幌「あべ弘士の世界展――動物たちがまちにやってきた」 ちひろ美術館「ちひろとアジアの絵本画家たち」など |
★セミナー・講演会情報 |
教文館 子どもの本のみせ ナルニア国「神宮輝夫氏講演会」など |
詳細やその他の展示会・セミナー・講演会情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、空席状況については各自ご確認願います。
(井原美穂/笹山裕子) |
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●やまねこカフェ 海外レポート●第6回ドイツ(ドレスデン) |
〜エーリヒ・ケストナー博物館 見学レポート〜
ドイツの書店で児童書コーナーの定番というと、やはりエーリヒ・ケストナーの作品。彼は没後30数年たった今でも、ドイツの子どもたちに愛され続けている作家のひとりです。今回、そんなケストナーの生まれ故郷、ドレスデンへ行く機会を得て、市内にあるエーリヒ・ケストナー博物館(Erich Kastner Museum)を訪ねてきました。 (蒲池由佳) 【参考】 【特殊文字】 |
賞情報1
賞情報2
『ピトゥスの動物園』
"Augustus and his Smile"
"Der 35. Mai, als comic"
賞速報
イベント速報
やまねこカフェ
読者プレゼント当選者発表
読者の広場
もくじ
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●4月号「読者プレゼント」当選者発表!● |
4月15日発行の本誌「読者プレゼント」に、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。厳正なる抽選の結果、下記の方が当選されました。 ★☆★ さらんさん ★☆★ おめでとうございます! 作者のデイヴィッド・ヒルさんと翻訳者の田中亜希子さんのサイン入り『僕らの事情。』を、さらんさんにお送りしたところ、さっそくご感想をいただきましたので、ご本人に承諾いただいたものを下記に掲載いたします。 【さらんさんより】 『僕らの事情。』のサイン本、届きました! 先月のメルマガでは、デイヴィッド・ヒルさん来日インタビューの記事を興味深く読ませていただき、ぜひ内容・翻訳ともに素晴らしいこの作品をもう一度じっくり読んでみたい気持ちになり、応募させていただきました。作者ご本人と憧れの先輩、両方のサインが入った貴重な本をいただくことができて、本当にありがとうございます。嬉しくて、おもわず原書も注文してしまいました(笑)。 |
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●読者の広場●海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ! |
このコーナーでは、海外児童書にまつわるお話、ご質問、ご意見等を募集しています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。
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発 行: | やまねこ翻訳クラブ |
発行人: | 冬木恵子(やまねこ翻訳クラブ 会長) |
編集人: | 大原慈省/横山和江/井原美穂(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) |
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